- 2010年9月29日 6:45 PM
- daihatsu

トヨタ自動車は9月28日、ダイハツ工業から軽自動車のOEM供給を受け、国内軽自動車市場に参入すると発表した。同日夕方、トヨタの一丸陽一郎副社長とダイハツの伊奈功一社長がトヨタ東京本社で記者会見を開き、詳細を説明した。
既報どおり、トヨタはダイハツから軽自動車3車種のOEM供給を受け、2011年秋以降にトヨタブランドで発売する。供給を受ける台数は3車種合計で6万台となっている。
また、トヨタのHV(ハイブリッド車)、EV(電気自動車)など環境技術分野において、国内で協業することについて、2011年末までに具体的な商品・技術を決定するとしている。
■3車種目は未定
OEM供給される車種として決まっているのは、乗用車の「ムーヴ・コンテ」と、商用車の「ハイゼット」。もう1車種は検討中で、2011年中に決める。したがって3車種が揃うのは2012年ということになる。
残りの1車種の候補としては、スバルもOEMを期待しているという「e:S」(イース)が考えられ、伊那社長も「候補の1つ」と認めた。
e:Sは2009年の東京モーターショーに出展され、2011年の販売が計画されている軽自動車で、小型軽量化やパワートレーンなどの高効率化により、ガソリンエンジンのみで30km/Lの燃費を目指している意欲作。
伊那社長は「タントを含めスペースの広い車は、1つの商品のコンセプトとして正解だったと思うが、“地方の足”ということから見ると大きすぎるところもある。e:Sのような、100万円を切って30km/Lくらい走る車を作って、もう1回、軽の存在価値のある、庶民の足となるクルマを作るのが我々の責務」と言う。
しかしe:Sは「投入時期も決まっていない。まずはダイハツが来年、独自に出す」という方針があり、OEM供給するかどうかは未定と言う。スバル、トヨタへの同時供給も、「スバルとトヨタは違う。棲み分けのために、同じクルマを両社に出すことはない」とした。
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