- 2010年9月26日 10:34 PM
- chevrolet
先日、アメリカのインディアナ州アンダーソンに拠点を置く新興電気自動車メーカー、ブライトオートモーティブ(Bright Automotive)が、ゼネラルモーターズ(GM)の新設したベンチャーキャピタル子会社GMベンチャーズ(GM Ventures)から初の出資を受けることが決定した。ブライト社の目標は、輸送容量を犠牲にすることなく効率性を高め、アメリカの商用運送車両のあり方を転換することだ。目標実現のため、ブライト社は先進的な素材を活用したプラグインハイブリッドカー「IDEA(アイデア)」を開発している。従来の商用車に比べて数百キロ~数トン軽量化できるという。
ブライト社の創設者で現副会長のジョン・ウォーターズ氏は1990年代、電気自動車(EV)の開発に熱中していた。当時、GMの電気自動車「EV1」を開発するエンジニアの1人だった同氏は、「あのプロジェクトに参加しているとき、スモッグに悩む都市の問題解決に貢献できるという実感があった」と語る。「だが結果は散々だった。自動車メーカーはEVの開発競争から撤退を始めていった」。
しかしウォーターズ氏は諦めなかった。その後、アメリカのコロラド州にある環境系シンクタンク、ロッキーマウンテン研究所(RMI)でEV開発を続けていた。
今や時代は変わった。ブライト社に出資予定のGMベンチャーズ社長ジョン・ラウクナー氏は、「500万ドル(約4億3000万円)の投資と将来的なブライト社との提携関係が、GM社内で開発中のプラグインハイブリッド技術、燃料効率に優れた推進システム、代替素材のさらなる性能向上につながることを我々は期待している」と話す。
2008年1月、RMIから独立分社化したブライト社は数年以内のIDEAの市場投入を目標としており、長期的な援助を米国エネルギー省に要請している。ブライト社のウォーターズ氏は、「昨年プロトタイプを公開したIDEAは、物理学に基づくソリューションであり、アルミ製の車体やカーボンファイバー製の部品など軽くて強い素材を活用している。空気力学デザインなどさまざまなエンジニアリング手法を駆使し、必要な車内容積を維持しながら効率性の大幅向上に成功した」と述べる。
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